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瓜生岩子賞の案内

第32回瓜生岩子賞表彰候補者の応募・推薦案内

 第32回瓜生岩子賞表彰候補者の応募・推薦を、下記のとおり募集しております。
 なお、令和4年度より表彰要綱を改正し、福島県社会福祉協議会会長が依頼した推薦機関以外でも、一般の方(個人又は団体)が直接福島県社会福祉協議会に応募・推薦書を提出できるよう改めました。
 表彰は、令和6年11月14日(木)郡山ユラックス熱海で開催される第78回福島県社会福祉大会にて行います。
                      記
 1 応募・推薦書の提出期限:令和6年8月9日(金)
 2 応募・推薦書の提出先:福島県社会福祉協議会 総務企画課 いきいき長寿室
 3 応募・推薦書 の様式:下記「瓜生岩子賞」応募・推薦書様式

第32回瓜生岩子賞決定

 本県の生んだ社会福祉事業の先覚者、瓜生岩子の遺徳をしのび、その偉業を永く後世に伝えるため、福島県社会福祉協議会では瓜生岩子賞の表彰を行っております。
今年度は県内各地から推薦のあった中から社会福祉法人福島愛育園が受賞されました。
表彰は、第78回福島県社会福祉大会において行われました。
第32回瓜生岩子賞」を受賞された方々の経歴及び功績について紹介します。

第32回瓜生岩子賞

第32回瓜生岩子賞(2024-11-28・598KB)

瓜生岩子賞の案内

「瓜生岩子賞」表彰制度創設の趣旨

  本県の生んだ社会福祉事業の先覚者「瓜生岩子」は、文政12年(1829年)小田付村(現在の今の喜多方市)に生まれ、明治30年(1897年)に69歳で世を去るまで、孤児救済のために育児院や貧困者向け私立済生病院の開設等、その生涯を献身的に社会福祉に捧げられました。

 こうした瓜生岩子刀自の先覚者としての遺徳をしのび、その偉業を永く後世に伝えるため、瓜生岩子刀自が県内に初めて創設した福島鳳鳴会(現在の児童養護施設「福島愛育園」)が創立100周年を迎えたことを記念し、福島県社会福祉協議会では、瓜生岩子刀自の精神にふさわしい社会福祉に功績のあった方々を顕彰する「瓜生岩子賞」表彰制度を平成5年に創設しました。

 本年におきましても、福島県社会福祉大会の席上にて、第32回目の表彰を行うことといたしました。「瓜生岩子賞」表彰制度の趣旨をご理解いただくとともに、今後も福島県の社会福祉の更なる発展と充実に向け、皆様方のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

「瓜生岩子」刀自の略歴及び業績

年号
略歴及び業績
文政12年
小田付村(現の喜多方市)の油商若狭屋利左衛門の長女として生まれる
慶応4年
戊辰戦争で負傷兵を敵味方の別なく手当する
明治2年
現在の喜多方市に小田付幼学校を設立
明治12年
長福寺(現 喜多方市内)に裁縫教授所を開所
明治19年
長楽寺(現 福島市内)門前に転居し、各地区で救育所設立運動に奔走
明治24年
帝国議会に女性で初めて請願
渋沢栄一の招きで東京市養育院(現東京都健康長寿医療センター)幼童世話係長に就任
若松育児会を現在の会津若松市内に、産婆研究所を現在の喜多方市に設立
明治26年
福島市に福島鳳鳴会(現 児童養護施設「福島愛育園」)を設立
私立済生会病院を現在の会津若松市内に開設
明治29年
藍嬬褒章受賞
明治30年
死去(享年69歳)示現寺(現 喜多方市内)の瓜生家墓所に埋葬
大正13年
従五位叙位
社会福祉法人福島県社会福祉協議会
〒960-8141
福島市渡利字七社宮111番地
福島県総合社会福祉センター内
TEL. 024-523-1251
FAX. 024-523-4477
・社会福祉法に基づき県内における社会福祉事業
・その他の社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動を活性化
・地域福祉の推進